ソウルメイトに続いて、また犬の本を読みました。
▽その名も「犬部!」

(今度は噛まれる前に写真撮ったぜ。)
このお話の舞台は、青森県十和田市にある北里大学獣医学部。
この大学のサークル活動「犬部」のお話です。
行き場を失った犬や猫を保護し、新たな飼い主を見つけるまでの
学生達の奮闘ぶりが書かれたノンフィクションとなっております。
読んでみて思ったのは、
▽これは、楽しいだけのサークル活動なんかじゃない!

捨てられた犬や猫を保護し、時には自分の勉強時間と
生活をも犠牲にして、命を預かる。
地道な活動が実り、新しい飼い主さんのもとへ巣立って行くコや
病気が見つかった上で、家族として受け入れる決意をする学生さんたち。
ただ犬や猫が好き、くらいではとても務まりはしない様な
勇気ある行動と、命を慈しむ優しい心の持ち主さんたちのお話です。
「俺が行かないと、あいつらは死ぬ」
「でもこのままだと俺が死ぬかも・・・?」な〜んて事態になることも(苦笑)
読んでいて、わたくし
▽自分の学生時代が恥ずかしくなりました〜(笑)

世の中には、大人に負けず劣らず立派な学生さん達がいたもんだ〜!
ちなみに、犬部は現在「北里しっぽの会」と名前を変えて活動を
続けているようです。
あとがきに、学生さん達のその後の頼もしい様子にちょっと触れていたことも
良かったです。